2016年が猛暑になる理由。暑い年の傾向や猛暑対策とは？
とにかく連日暑い！
猛暑予想が出るとうんざりするのだが、困ったことに2016年は猛暑の年と言われているようですね。
ネットでネタを探してみると、NASA（アメリカ航空宇宙局）の気象学者が警告しているようなのです。
猛暑になる理由とは？？
NASAのギャビン・シュミット博士は過去の観測結果と照らして、とくに4月の気象観測データを元にすると、観測史上最高温度を記録すると明言しました。
それによると、2016年4月の 気温と海水温が異常に高く、平均年より1.11度も上昇を示していたということです。
また、7ヶ月連続で、気温も海水温も1度以上高く出ているというのです。
過去の猛暑の年の傾向を調べたりした結果も加味して、どうやら暑くて残念な年になりそうな気配ですね！
暑さの原因とされる、エルニーニョ現象とラニーニャ現象について
1898年以降、最も暑かった2010年の傾向をつぶさに研究すると、今年も同じような傾向が見られるというのです。まず、エルニーニョ現象とラニーニャ現象が猛暑の話では、きわめて重要と言うことを前提に考えなくてはなりません。
春に太平洋の赤道付近の日付変更線から南米沿岸にかけての海水温が高くなる現象がエルニーニョ現象です。
(エルニーニョ現象が早く終わるのが猛暑年の特徴であるのだ！)
すると、海水温が低くなるラニーニャ現象が起きるのです。
これにより太平洋高気圧が例年より北側に張り出すことにより、広く日本列島が高気圧に覆われることになります。
この現象が、早く強く起こるため気温が上がる＝猛暑になるというのです。
これにより、観測史上最高温度を記録した2010年を上回る可能性が高いと示唆されているのです。
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加えて、猛暑になる可動化を決める、決定的な事項があります。
日本列島付近の上空を流れる亜熱帯ジェット気流がどんな風に蛇行するかも重要な要因です。
気象庁などの発表を参考にすると、このジェット気流の蛇行は2週間前くらいにならないと、はっきりと予想ができにくいというのです。
現時点では、2010年との比較で、ジェット気流はやや南に移動しそうだという目算があります。
となると、高気圧の張り出しが日本までは到達しにくいが、西日本は平均年より暑くなると推察されるようですね。
気象庁による、2016年の夏期長期予報
☆ 7月北日本は雨や曇りが比較的多い。
前半期は晴れが多い。
西日本が高気温の可能性が高い。
☆ 8月
北日本では気象周期が数日で変わる。
全国的に平年並みに晴れの日が多い。
降水量は平年並み。
☆9月
天気は数日周期で変わるとみられる。
西日本太平洋側と沖縄・奄美は晴れが多い。
このような傾向が既に発表されているようですね。
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猛暑対策、というより、猛暑を当て込んだ動きは既に始まっている！
まずビールメーカーの動きから！
＜サントリー＞
６～８月のビールを前年比で１０％増産
酎ハイ類は１５％増産
＜キリン＞
６～７月のビール生産量を約７％増産
＜アサヒ＞
第3のビールを７～８月で前年比５％増産
また、各ギフトセンターも『アイス系の商戦』を展開中のようです。
お中元などで、冷蔵庫で冷やして食べる系統の商品が2割増しの売り上げを見込んでいるようです。
投資家の間では、ビールや清涼飲料関連、アイスクリーム関連は猛暑銘柄として気にかけられているようです！
手軽にできる猛暑対策・健康対策とは？
猛暑日というと、最高気温が35度以上を記録した日のことを指します。猛暑日が続くと、人間はどうしても水分不足、脱水傾向に傾いてしまいます。
本年は、脳梗塞・心筋梗塞などの例数が増えるとも言われており、こまめな水分補給が望まれまる。
特に、ご高齢の方の就眠中の『梗塞系疾患』が激増するので、暑い日は注意が必要ですね。
高齢の方に、冷房を毛嫌いされる方が多いのですがが、とにかく涼しく、そして水分補給に気をつけなくてはなりません。
屋内でも熱中症のケースが多いし、小さな子供さんなどは、大人に比して体表面積が広いため水分が失われやすいのです。
こちらも、小口で何度も水分を補給してやることが大切ですね。
また、様子がおかしい！その場合は遠慮なく病院へ向かうことが必要です。
熱中症なら、点滴1本で何の問題もなく解決するのだから...
日本脳卒中協会が進めている『３つのヘン！』運動は脳梗塞の余地に役立つので注目していただきたいですね！
☆ 口偏（くちへん）⇒ 口が変になる！「イー」の表情ができなくなる。
☆ 言偏（ごんべん）⇒ 喋りにくくなる！ろれつが回らなくなる。
☆ 手偏（てへん） ⇒ 手がおかしくなる。動かしにくくなる。
これらの兆候を見たら、速やかに救急車を呼ぶことが必要です！
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