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東京五輪に伴い都立高校や一部私立高校の敷地を借用【東京都】

   

東京オリンピックの問題が少しずつ表に出てきているが、東京都が都立青山高校や私立 国学院高校の敷地を利用しようとしていることが判明しました。

テロ対策などのために、駐車場を手配しなくてはならないが、離れたところにできるとセキュリティの問題が出てきます。
かなり古い話であるが、ミュンヘンオリンピック(1972)の際、選挙村がテロリストに占拠され、選手が人質に取られた事件もありました。

ミュンヘン五輪の話では、競技場に行く道路が渋滞して普通なら数十分で済むところが2時間以上かかったりしたようです。

大都市・首都圏での開催の問題点が浮き彫りになったわけです。
東京オリンピック2016では、競技場周辺に駐車場を広く取ろうと考えているようです。

しかし都心の、特に新国立競技場の予定地は都心の中でも密集地域であり、駐車場確保は容易ではありません。


そこで、東京都が考えた、裏技が『近隣地にある高校の敷地を駐車場として活用する』ということです。

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オリンピックの運営に関する駐車場と言うと、そんな完備したものでなくても良いようです。
すなわち、近隣地で駐車できアクセスが良いことが大切らしいですね。

となると、グラウンドでも何でも良いわけでして、きちんと警備さえ出来れば構わないわけです。


現在、候補地に挙がっているのが都立青山高校や私立 国学院高校などです。

秩父宮ラグビー場も、いったん解体された後は、駐車場としての利用を検討されています。

神宮球場もこれまた、駐車場候補地に挙がっています。
ですが、年間行事を準備している野球関連が問題になります。

東京ヤクルトスワローズや東京六大学野球連盟には既に持ちかけられているようです。

2020年の5月~11月にかけて、およそ7ヶ月にわたっての借用を求めており、野球行事は短縮を余儀なくされるようです。

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東京オリンピックもテロの標的にならないと言う補償はありません。

むしろ、今までテロとは無関係であり、対策も不十分であった地域だからこそ警戒も必要かもしれないのです。

東京オリンピックのテロ対策としては...


新国立競技場一帯を、競技場エリアとして完全に封鎖し、200mおきにセキュリティゲートを設置します。

防犯カメラ・金属探知機などの十分な施設を整えていくようです。

しかし、周辺には学校施設や商業地が多くあり、心配がないわけでもないのです。

先の高等学校の敷地を駐車場として借用するにしても高校のグラウンドは教室と同じ、教育の場です。

オリンピック期間中に7ヶ月近く、大会運営委員会が利用したら、生徒の教育環境にも大きく影響が出るでしょう。

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