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高齢者の高速道路逆走事故が多発中!認知症の正面衝突事故防止は

   

高速道路の逆走事故は、昔からあるにはあったが、このところ急増しているようである。
とにかく、高齢者、それも認知症患者が増えていることも原因のようである。

まあ、普通に高速道路上がったら、普通に合流すると思うのだが、ここで逆走してしまうのである。
かなり鋭角に右折するところで、大抵は気がつきそうなものなのだが...

2016年の6月11日の事故はかなりひどい。
それについて、少し書いてみようと思う。

71歳男性が酒気帯びで高速道路を逆走する!


 酒を飲んで高速道路を逆走したとして、福岡県警は11日、同県太宰府市青葉台3、無職、斎×博×容疑者(71)を道路交通法違反(酒気帯び運転)容疑で現行犯逮捕した。正面衝突する寸前で停止し、けが人はなかった。

 逮捕容疑は、同日午前1時10分ごろ、同県筑紫野市の九州道下り線をUターンして逆走し、基準値(呼気1リットル当たり0.15ミリグラム)の3〜4倍のアルコールが検出されたとしている。

 県警によると、現場は片側3車線。Uターン後、下り線を上り方向に走行した。警察官が誘導するまで、路肩ではなく追い越し車線上に停止していた。調べに対し、「酒を飲んだ」と容疑を認めている。

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普通で考えたらありえないような事件である。
飲酒の上で逆走とは!
一発免停クラスの話ではないか?

逮捕された男性は71歳ということで、正面衝突寸前で停止したためけが人は出なかったとのことであるが...
ご高齢の方を差別するわけではないのだが人間、何歳くらいまで免許を受けて運転できるのだろう?
あるいは何歳ぐらいで免許を返上すべきなのだろうか?

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これは、一概には言えない話ではないかと思う。
80歳を越えておられても、認知機能というか、知的にも運動能力にもなんら遜色がない。
こういう人は、もちろん(慎重に、と言いたいところだがこういう方に限ってわきまえて運転されている)O.K.だろう。

相当なご年配なのに、結構走っていてゴールド免許なんて方は、相当上手い方に違いない。
というか、自分の状況を良くわかりつつ運転しておられるのだと思う。

いや、街に出れば、へんなヤンキー風の若者やら、体育で言うなら『1』間違いなしみたいな、運動神経に問題大ありの『おばさん』とかたくさん走っている。
彼らのほうが、むしろ免許を返上すべきではないかと思う!

免許センターもいろいろ工夫をしているようである


公安当局も、手をこまねいているわけではない。
高齢の方で、書類手続きの様子や歩きぶり、ADL(activity of daily life)をさりげなく伺う。
そして、ちょっと怪しい?方には別室で質問したりシュミレーターに乗ってもらったりするようだ。

片足立ちで何秒立てますかとか、ランプがついたらボタンを押してくださいと反応時間をチェックする。
運転に、明らかに無理がある方は、この辺りでドロップアウトするだろうと思うのだ。

...しかし、これだけで十分なのだろうか?

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この後に書く事件に関連して、警察の人に最近の認知症高齢者の逆走事件の話を聞くことができた。
とにかく、逆走事件はこうしている間も、どこかの高速道路で起きている、そんなイメージのようだ。
高速道路逆走自体は、単なる交通違反であり、それだけでニュースに上ることはない。

スピード違反とか駐車違反が単独でニュースには上らない、報道されないのと同じである。
正面衝突事故などがあれば、ニュースになるが、逆走だけなら報道価値がないのである。
先の高齢者の場合は、酒気帯びや事故未遂だったことからニュースになったが、こんなのは氷山の一角であるということだ。

最近、小耳に挟んだ認知症高齢者の凄い逆走事件


あるご老人の、高速道路逆走体験を、後日ご家族からうかがうことが出来たので紹介したい。

さるご高齢の、認知症の高齢者が一人で運転し、高速道路のゲートからはいった。
本線の合流地点に来たとき、その人は「あれ?山の見える角度がちょっと違うな?」と思ったらしい。
とっさに右にハンドルを切った。

これにて、逆走事件が成立である。
この後、パトカーと白バイが伴走するような展開になったと言い、いわゆる高速道路交通警備隊だのの、公安関連車両と思われる。
しかし、高齢者は別にスピード出しすぎてるわけじゃないし、何だろう?と思ったという。

白バイやパトカーの人が必死で身振りをするが、耳が遠いため何を言われているかさっぱりわからない(ため息)。
彼らを振り切る(?!)ために高速から降りた(もちろん、逆走で、である!)が、料金所も突破。

下の道に出たところで、パトカーが前をさえぎる形で停車したという。
軽トラで、高速警備隊を引き連れながら、料金所を突破すると言う離れ業である。
もちろん、一発免停の上、免許は更新されなかったと言う。

こんな車両に巻き込まれたら、たまったものではないのである。
高速の休憩所などによく「逆走車を見たら、走行車線に逃げるように!」と書いてある。
逆走車による、正面衝突事件はやはり追い越し車線でほとんど起きているようである。

これは、気をつけておいたほうが良い点かもしれない。

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