舛添要一の後継者は混沌。石原伸晃、小池百合子、橋下徹、蓮舫!
舛添要一の現在の状況から見て、任期継続はかなり難しい状況のようだ。
谷垣幹事長が「猛省が必要だ」との意見表示。
自民党幹部も「舛添氏はもう持たない。あと2年も知事を続けられない」
こんな声も続く。
ホリエモン(堀江貴文)曰く、
「舛添叩きはもうそれぐらいにして、真面目に働いてもらいましょうか。
舛添おろしとかしても、結局金がかかるだけだから...」
実際、都知事の罷免・再選となると、46億円近くかかるらしいのである。
「それはもったいない!」と思いつつも、舛添要一を都知事にしておくともっと金がかかったりして(もちろん皮肉)。
自民党が退任を迫るわけにも行かないようなのである。
2年前の都知事選で、支持率が抜群に高かった舛添要一を自民とは推していたのである。
自民党から離れて、除名までした舛添要一を全面支持した歴史があるのである。
もし、退任を迫れば自民党にも選んだ責任が問われることになってしまう。
さりとて、推せる後任の人間がいないのが苦しいところなのだ。
さて、巷でかなり話題になっているのが後継者なら誰を選ぶか、という問題である。
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現在、かなり多くの名前が挙がっているのだが、『いずれ あやめか かきつばた』という状態。
都民には頭が痛い選択を迫られそうなのである。
まあ、選択肢の幅がたくさんあれば、あるほど良いのだとは思うが、今ひとつ決め手に欠けるのである。
猪瀬直樹が返り咲くというのは...
猪瀬直樹の待望論がここへきて出てきている。
誠実な問題に対する姿勢といい、少なくともイメージ的には舛添要一よりは(現時点では)、かなり上になるのではないか?
というか、2年前の都知事選では、全く逆だったのである。
舛添要一のクリーンなイメージに都民は乗ったのであった。
猪瀬直樹の弱点としては、やはり前回の政治資金の話になると、口が重くなることである。
スッキリと説明が出来ないのである。
石原伸晃という選択肢は?
かなり、実力が未知数だとはわかっている。
ボンボンであることも承知である。
あまり不正はしそうにないイメージは悪くないだろう。
女性有権者の票も集められる気もする。
石原慎太郎の地盤を引き継ぐ、というわけではないが、都知事経験者の父親がいれば、いろいろ助言も受けられよう。
問題は、"未知数"の実力であり、投票となった場合、都民がそこをどう判断するかであろうか?
石原慎太郎は、作家であり出版界や新聞界では『石原叩き』はタブーとされてきた。
毎週末の湯河原通いどころか、登庁は週3日程度、ドコにいるやらわからない。
浪費も舛添要一どころではなかったようだ。
作家という立場を駆使し、出版・新聞関連を巧みに操れていたので、好きなことをしても、誰も何もいえなかったのである。
その"石原慎太郎流"を出されると、大変に困るのだが...
自民党関連で大きく方向転換するのなら、小池百合子という選択枝も...
小池百合子議員も、あんまりスキャンダルで目立つことはなかった印象である。
かなり緩んだ印象の後釜として、東京都知事としては悪くないかもしれない。
キャリアの"カイロ大学"だが、学歴詐称の話が出るとしばしば話題には上る。
しかし、キャリアを否定されてはいない。
恐らく、無事に卒業していると見られている。
オリンピックを見据えて都知事を選ぶとすれば、国際派の小池百合子氏など、向いているのではないか?
最近アジアにても、女性の首長はそう珍しくはないのだから、良いのかも?
就任できれば、辣腕を振るって欲しいものである。
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ここからは、かなりネタっぽくなってしまうが、無いとも言い切れないメンバーである。
決して泡沫候補というわけではない。
橋下 徹 元大阪府知事・元大阪市長はどうか?
橋下 徹は『大阪維新の会』で、発言力・行動力に断然のキレを発揮していた。
ちょっと問題言動がないでもないが、スキャンダルで簡単に沈んだわけではない。
上西小百合問題が浮上したときも、早急に辞職勧告や除名処分を推進。
とにかくひどかった上西スキャンダルで、かえって好感度を上げた印象さえある。
この辺りは、庶民の意図を理解してくれるリーダーという、選挙民にはわかりやすい構図がある。
大阪都構想に敗れたため、政界を実質的には引退し、弁護士業とタレント業に復帰しつつあるところ。
しかし棚ボタ的に出番が来るかも?
歴史が求めているのかもしれない。
片山さつきでは?という説もあるが...
これは、舛添要一の元妻ということで名前が出ているのではないだろうか?
もちろん、片山さつき氏も有能な人材であることは間違いないが...
前夫が、スキャンダルなどの酷い事件の渦中にあるからといって元妻出動というのは?
何かちょっと筋が違う印象もあるが、どうなのだろうか?
野党連合が一致団結できれば蓮舫も?!
これが噂の中では一番面白く、いや失礼、現実的に結果を出せるかもしれない。
民主党政権自体の業務仕分けで見せた、手際よい粛清などがとても印象的である。
都知事が2代、スキャンダルで去るとなると、その後は引きしめ路線が浮上する可能性も大いにある。
ゆるみ・たるみの現状なら、かなり期待ができる候補ではないか?
もっとも、厳しすぎて、都庁関係者など、寝られなくなる人も出るかもしれない。
厳しすぎず、温すぎず、亭主元気で留守がいい、そんなところが都庁職員のホンネなのかもしれない。
現在も、苦情電話が三千件とも五千件とも言われ、都庁の職員の日常業務に支障が出ているというのである。
現状もかなり不満があるが、突然厳しい綱紀粛正がきても、これまた困る。
都庁職員の苦悩の日々が続くようである。
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